嵐が丘とグーグルマップ。
2010年 04月 27日
遠足で訪れた鎌倉。
もう高校生ということで、現地集合だったけれども、学校(自宅)が東京だった私達には、
やはり鎌倉は遠く不案内な土地。しかも現在のように携帯で簡単に時刻表を調べることも
出来ない時代。
余裕を持っての早めの到着。
集合時間まで、駅の周りを散策することに。
駅から小町通りに入り、最初に線路と交差する道を左折。
踏み切りを渡り、そのまま真っ直ぐ、住宅街の方へ当ても無く歩く。
すると程なくして、右手に、森の中に佇む大きな大きな洋館を発見。
門から高台にある家までの距離、その斜面を埋める草むら、取り囲む森、何もかもが圧巻で、
友達とふたり見とれていた。
するとどこからか現れた、箒を持ったおばさま
(魔女だったら話は面白のだけれど、道を掃いていた近所の方、もしくは家政婦さん)が、
「このお家が気になるの?」と声を掛けてきて、洋館の由来を語り始めた。曰く・・・
「息子さんが年老いた両親を殺害し、今は空家となっている」と。
それは、他県からやって来たコドモをからかっただけの、他愛も無い作り話のはず。
それでも、その洋館の雰囲気にぴったりと合い、私はすっかり魅了されてしまった。
頭の中は、雷鳴轟く嵐の夜に、包丁を振りかざす姿が・・・。
10年経たずして、会社の仲良し同期と鎌倉散策。
どうしても、もう1度見てみたくなり、確認に付き合ってもらった。
私は当時のままの姿に、同期はその立派さと話のおもしろさに、興奮。
こうしてまた忘れられぬ思い出となった。
その後も何度も鎌倉を訪れるも、わざわざ誘うのも悪いと思い、それ以来未訪のままでいた。
最近、ふと、思いつきで、グーグルマップで検索したところ、威風堂々としたままの写真が!
20年、いや実際はそれ以上の長きに渡り、変わらずその威厳と美しさを保ち続けていた洋館。
どのようなご家族が住まわれているのか・・・。私にとっての密かな謎。
そして今は、子供の時見た夢物語を、PCで確認できる不思議な時代。ゴシック・・・
もう高校生ということで、現地集合だったけれども、学校(自宅)が東京だった私達には、
やはり鎌倉は遠く不案内な土地。しかも現在のように携帯で簡単に時刻表を調べることも
出来ない時代。
余裕を持っての早めの到着。
集合時間まで、駅の周りを散策することに。
駅から小町通りに入り、最初に線路と交差する道を左折。
踏み切りを渡り、そのまま真っ直ぐ、住宅街の方へ当ても無く歩く。
すると程なくして、右手に、森の中に佇む大きな大きな洋館を発見。
門から高台にある家までの距離、その斜面を埋める草むら、取り囲む森、何もかもが圧巻で、
友達とふたり見とれていた。
するとどこからか現れた、箒を持ったおばさま
(魔女だったら話は面白のだけれど、道を掃いていた近所の方、もしくは家政婦さん)が、
「このお家が気になるの?」と声を掛けてきて、洋館の由来を語り始めた。曰く・・・
「息子さんが年老いた両親を殺害し、今は空家となっている」と。
それは、他県からやって来たコドモをからかっただけの、他愛も無い作り話のはず。
それでも、その洋館の雰囲気にぴったりと合い、私はすっかり魅了されてしまった。
頭の中は、雷鳴轟く嵐の夜に、包丁を振りかざす姿が・・・。
10年経たずして、会社の仲良し同期と鎌倉散策。
どうしても、もう1度見てみたくなり、確認に付き合ってもらった。
私は当時のままの姿に、同期はその立派さと話のおもしろさに、興奮。
こうしてまた忘れられぬ思い出となった。
その後も何度も鎌倉を訪れるも、わざわざ誘うのも悪いと思い、それ以来未訪のままでいた。
最近、ふと、思いつきで、グーグルマップで検索したところ、威風堂々としたままの写真が!
20年、いや実際はそれ以上の長きに渡り、変わらずその威厳と美しさを保ち続けていた洋館。
どのようなご家族が住まわれているのか・・・。私にとっての密かな謎。
そして今は、子供の時見た夢物語を、PCで確認できる不思議な時代。ゴシック・・・
by rioka2929
| 2010-04-27 20:49
| 日々。徒然。出来事。気持ち。