本日も東西南北☆縦走中


by rioka2929
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余裕を無くした砂漠の心の行方。

日曜日の夜。
どうしても外せない用事があり、夕方から外出。
心配していたよりも順調に終わったものの、乗り換えの駅に着いた時には、それなりの
時刻になり、帰路を急いでいた。

人影もまばらな夜のJRのホームに、白い杖をついた若い男性が、方向感覚を失ったか
のように、ウロウロとしている姿が。

「何かお困りですか」と声を掛けたところ、「○○に乗り換えたいのですが。」と、地下に
ある私鉄の改札口を探していた。
立っている場所はホームの端で、上りの出口しかなく、下りるには中央まで歩かなくては
ならない。
「今、体が向いている方向に真っ直ぐ歩いていけば、下り階段があるので、乗り換えられ
ます。」と説明すると、「ありがとうございます。」と言い、ホームの黄色いボツボツを頼りに、
テクテクと歩き去っていった。

大きなターミナル駅。JR各線、私鉄各社が乗りいれている広い構内。
分かれてから、ちょうど入ってきた電車に乗り込んだ後、どうして改札口まで案内しな
かったのだろうかと、不親切さに嫌悪の気持ちが沸いてきて、申し訳なく思った。
「私もちょうど乗り換えるところなので、ご一緒しましょう。」くらいの気転が利いてもいい
はず。

早くお家に帰りたいという個人的な感情でいっぱいで、相手を思いやる余裕すらなく、
急いでいるといったところで、約束の時間があった訳でもなく、終電の時刻でもなく、数分に
1本来る電車を乗り逃したところで、何の問題も無かったはず。
私に足りない、決定的な何かを思い知らされた気がした。
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by rioka2929 | 2010-06-14 20:58 | 日々。徒然。出来事。気持ち。