本日も東西南北☆縦走中


by rioka2929
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現代の子供は、経験として、箍が外れる、という意味が分かるのか。

GW中にやっと秋・冬物の整理を行い、それに伴い押入れに収納する衣装ケースを
1箱購入。プラスチック製。
ホームセンターからの帰り道の車中、母と桐の茶箱の話になる。
家の押入れ下段には、茶箱と行李がある。
茶箱は、洋服をしまうため、お茶屋さんにお願いをして、分けていただいたものらしく、
桐なので、プラスチックとちがい、木が呼吸をして、衣類にとって良いのだとか。

話はそのまま、漬物樽のことへ。
私が子供の頃は、毎年冬になると、漬物樽いっぱいに白菜の塩漬けを作っていた母。
白菜、塩、鷹の爪、そして、重石(河原の石)。
作り方の詳細は知らないけれど、冬の思い出の味。
こういうのを受け継がないといけないのかな・・・と内心すごく思うけれど、毎年、思うだけで
春になってしまう。いけない、いけない。

さて、使われてはいないものの、今でもきちんと保管されている漬物樽は、千葉に住んで
いた頃、近所の酒屋さんにお願いして、分けていただいた醤油樽。
ちなみに、祖母が使っていたものは、やはり酒屋さんからの酒樽。
昔は、町の小売の酒屋さんも、お醤油やお酒は木の樽で仕入れいたので、お願いすると
樽を分けてもらえたのだとか。
でも、昔・・・と言っても、千葉というのは、姉が生まれた頃なので、せいぜい40年か少し前。
それはもう大昔というのか、僅か、といのかは考えが分かれるところだけれど、とにかく、
昭和40年代中頃までは、プラスチックよりも木製が生活に根付き、お酒やお醤油は持参した
容器に入れてもらうという生活様式だったのね。
考えてみれば、お豆腐もお味噌もそうだったかも。(これは今でも・・・?)

私が好まない言葉の1つに、「エコ」がある。何だか、商業的、且つ、偽善的な響きを感じるので。
意図的に母に聞いてみる。「お古を譲り受けて使うのは、エコなのか?」と。
全く意味が分からないと風に顔を傾げる。

そうなのだ。昔、それもちょっと前までは、エコ、エコと声高に叫ばなくても、生活自体が、無駄なく
回っていたのだと思う。
何十年も現役のままの、茶箱に行李に漬物樽。
漬物の漬け方は知らないけれど、せめてもの行いとして、受け継ぎ、大切に使っていこう。
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by rioka2929 | 2010-05-10 20:50 | 日々。徒然。出来事。気持ち。